pafu☆pafu




モンバーバラ。夜、眠らない町。勇者一行はこの町に着いた。数日は、ここに泊まる。


「ほほう…この町でマーニャさんとミネアさんは働いておられたのですか」
「なかなかいい町よ。特に夜は最高!」
「何でも劇場が有名だそうですね」
「モンバーバラは歌と踊りの町だから!それに…」
「それに?」
「夜は酒場もお勧めよ!」
「ほうほう。拙者は実は酒は大好きで」
「あ、それだけじゃないんだ〜」
「姉さん!余計なこと言わない!」
「どうせばれるのに〜」
ブライとクリフトはいやな予感がした。


その夜。女性陣は劇場で歌と踊りを満喫していた。男性陣はマーニャお勧めの酒場へと足を運ぶ。
しかし、ソロとクリフトは、気後れしていた。
ソロはそれほど飲めない。父親に時々酒を勧められたくらいだ。
クリフトにいたっては酒が全く飲めないので、居心地が悪い。
「ソロさん。私は先に宿に戻っておりますから」
「クリフト君」
ソロの君づけに悪い予感。
「何でしょう」
「さっきこの2階に男が上がっていったんだよね」
「ああ、そうでしたね」
「俺たちもちょっと寄ってみない?上には何があるんだろう?」
「貸家じゃないですか?」
「そうかなあ…」
ライアンもトルネコもブライも大いに盛り上がっている。
何でソロは2階に興味があるのだろうとクリフトは思ったが、酒場にいてもしょうがないのでついていくことにした。
そして…。







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